2010/01/29
ポイントの対象は省エネ住宅の新築とエコリフォームで、獲得ポイントは1ポイント1円として地域産品や商品券と交換できる。 省エネ住宅の新築は、エコポイントのために敢えてするものではないので、ここでは主にエコリフォームについて見る。尚、新築は 借家・アパートも対象になっている
対象となるエコリフォームには下記の3種類があるが、バリアフリー改修は他のいずれかと一体的に行う工事のみが対象となる。 将来を見越したバリアフリー改修、建物メンテナンスとしての屋根・外壁のリフォーム、省エネや結露・騒音防止対策としての 窓の断熱化など、長い目で見ればいずれも有用な改修工事である。このところの物価下落も踏まえると、資金に余裕のある方にとっては 検討に値すると思われる
工事種類 | 内容とポイント |
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窓の断熱改修 | 窓の大きさ(大中小の3段階)により、窓枠の設置(内窓)・交換(外窓)は1箇所につき7,000〜18,000ポイント、 対象ガラスへの交換は2,000〜7,000ポイントが付与され、これに施工箇所数を乗じてポイントを算出する |
外壁・屋根・天井または床の断熱改修 | 対象として登録された断熱材を一定量以上使用しなければならない。基準に該当すれば、外壁10万ポイント、屋根・天井3万ポイント、 床5万ポイントが付与される |
バリアフリー改修 | 施工内容に応じたポイントが定められており、合計で5万ポイントが付与される(浴室の手すり設置:5,000ポイント、廊下の拡幅:25,000 ポイントなど) |
総合計で30万ポイントが上限。尚、新築は基準を充たせば一律30万ポイント。詳しくは国土交通省のホームページ「住宅・建築」のページから 参照できるが、ポイント申請についても丁寧に説明し、支援してくれるような業者に工事を依頼したい