2014/01/28
この新年の6日から新たに公表され始めた株価指数「JPX日経インデックス400」は、グローバルな投資基準や収益性を基に選定した優良企業400社の総合株価指数で、 2013年8月30日を10,000ポイントと設定し、その後の動向を示しています
売上高と株価時価総額で1000社を選定し、さらに自己資本利益率の3年平均、営業利益の3年累計、及び時価総額の3項目について、その順位をポイントに換算し合計します。 それに社外取締役の設置状況・国際財務報告規準の採用状況・決算情報の英文開示状況などの定性スコアを加算した結果により400社に絞り込んでいます。結果的に、東証1部から388社、 2部から1社、マザーズから1社、JASDAQから10社が選定されました。尚、対象銘柄は毎年8月に見直し、入れ替えることとなっています
このたび当指数を連動指標とするETFが2銘柄上場されました
JPX日経400 | 上場JPX日経400 | |
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管理会社 | 野村アセットマネジメント | 日興アセットマネジメント |
対指数1口価格割合 | 1 | 0.1 |
配当控除 | 適用可 | 適用不可 |
信託報酬(税別) | 0.2% | 0.1% |
収益分配 | 4・10月 | 1・7月 |
新指数は投資対象として魅力ある企業を選定した上で算出しており、また、 特定の大型企業の動向に過大な影響を受けないよう、1企業の最大シェアを1.5%に制限するなどの工夫もなされています。今後、この新指数連動型のETFが、国内株式市場に投資する際の有力な候補になると思われます
尚、2月6日には三菱UFJ投信の「MAXIS JPX 日経インデックス400上場投信」も加わり、当指数連動のETFが計3本になる予定です